2020/08/29

突然ですが、「aws」とは何でしょう?
ビジネスの世界などで単語くらいは聞いたことあるよ、という情報収集熱心な方もいる方といるかと思いますが、ほとんどの方は「ぽかん」って感じかと思います。。
それもそのはず、ある程度ちゃんと理解しようとすると前提知識が多すぎるからです。
そこで今回は、「aws」について、awsというものを全く知らないあなたにも分かりやすいように、そのあたりの前提も含めて例え話も交えて解説していきたいと思います。
◾️対象読者想定
- 「aws」について全く知らない人
- 「aws」について概要を知りたい人
- 「aws」が動いている仕組みをを知りたい人
◾️この記事を読むとどうなる?
- 「aws」について概要をイメージすることができるようになる
- 「aws」という単語が会話にでてきても話についていける
- 「aws」についてざっくりどういうものか説明できるようになる
ということで早速みていきましょう!
「AWS」を一言で表現すると?
まず「aws」を一言で説明するなら、
アマゾンがやっている、サーバのテナントサービス
といえるでしょう。
「AWS」について詳しく
では詳しくみていきましょう。
「アマゾンがやっている、サーバのテナントサービス」
とはどういこうことか。順にみていきたいと思います。
「AWS」の略
そもそも「aws」とは「Amazon Web Service」を略した略語になります。(以下awsとします)
なのでawsというのはアマゾンがやっているサービスなんだよ、ということが分かります。
どんなサービス?
ではawsとはどんなサービスなのか?
一言でいうとクラウドサービスになります。
しかしそれは世間一般的に思われているクラウドサービスとは全く別物です。
一般的なクラウドのイメージはグーグルドライブなどのいわゆるインターネット上にデータを保存することができるものかと思います。
と、これでももう難しいですよね。。
ということで一般的なクラウドが分からない方は以下の記事でめちゃくちゃ分かりやすく解説している(笑)つもりなので、ぜひ読んでみてください。
そして、そうではなくawsがやっているクラウドサービスというのは、正確に言うと
企業や個人にクラウド環境を提供するサービス
なのです。
クラウド環境を提供するサービス?
頭の中「?????」って感じだと思うので、噛み砕いて解説していきますね。
一般的に企業や個人が何かウェブサービスを作って公開する際には、サーバという機械を自前で準備して、そのサーバ上でシステムを動かす必要があります。
そもそもサーバってなんだよ!??と思ったそこのあなた。以下の記事にサーバについてめちゃくちゃ分かりやすく解説している(笑)つもりなので、ぜひ読んでみてください。
しかし、サーバーというのはめちゃくちゃ高価でメンテナンスとかも大変なのです。
そこでアマゾンが考えたのが
「うちがサーバ(機械)を用意するので、その上で御社のシステムをどうぞ動かしてください」
と、面倒なサーバの管理を請負うビジネスを始めたのです。
なので、ウェブサービスを提供している企業や個人も自前でサーバを準備せずとも、awsというサービスを利用して簡単に自分用のサーバを立てることができ、ウェブサービスを公開できるようになったのです。
実態はアマゾンがめちゃくちゃでかいサーバ(機械)を大量に買っていて、企業や個人はそこにインターネットを通じてアクセスしてシステムをのっけることができます。
なので「クラウド環境を提供している」というのは、今言ったように裏側ではもちろんアマゾンが準備した実態のあるサーバが存在するのですが、それを利用する企業や個人から見るとあたかもインターネット上にあるサーバを利用しているように思えることからクラウドと呼ばれ、その環境を提供しているので「awsはクラウド環境を提供している」ということになるのです。
クラウド環境は何がすごい?
クラウド環境の提供は何がすごいのか?
今までも、サーバの管理やメンテナンスを専門の部署や専門の会社に委託することで、自前でやらなくてもいい仕組みはありました。
しかし、クラウド環境のすごいところは自由度の低かったサーバを使いたい分だけ自由に使うことができるということにあります。
というのもサーバというのは高価で機械を買わないといけないし、機械といってもCPUやメモリやハードディスクなど準備するものはたくさんあります。
※CPU、メモリ、ハードディスクって耳にはするけどどういうもの?っと思ったそこのあなたはこちらも見てみてください
なので今まではせっかくサーバを準備しても、その上で動作させるシステムの処理量と合わないと、CPUやメモリが足りなかったり、逆にたくさんお金をかけてメモリを準備したのにこんな必要なかったということにもなったりするわけです。
それがクラウド環境では実際にはawsが準備したサーバを間借りしているだけなので、最初の利用時にawsのサイトからCPUはこれだけ、メモリはこれだけ借りる、と指定した後でも「やっぱりこんないらなかったのでメモリこんだけ返します」ということが容易にできるようになりました。
もちろんそもそものサーバの台数とかも簡単に増やしたり減らしたりできるます。
もちろん利用料金もサーバを利用した分だけの利用料金なので無駄がなくなるのです。
この「サーバを使いたい分だけ自由に使うことができる」ことで、
例えば「うちのサービスは夏物商品を多く取り扱っているから、夏はシステムへのアクセスが増えるから、それに対応できるように7,8月だけサーバを1台増やしておこう」
みたいなことが実現できるわけです。
「AWS」を現実世界で例えると
最後に「aws」を現実世界に置き換えてもっと分かりやすくイメージしてみましょう。
aws=ショッピングモールのオーナー
各ウェブサービスを提供する企業や個人=ショッピングモールに出店する企業(テナント)
ウェブサービスの利用者=ショッピングモールに来るお客さん
と表現すると分かりやすいかと思います。
ショッピングモールに出店する企業は別にそこの土地や建物を買っているわけではなく、利用した分の家賃をそのショッピングモールのオーナーに支払うだけで出店することができます。
なので、売り上げが上がればもっと大きい面積を借りることもできますし、逆に想定より売り上げが立たずに撤退となってしまっても、土地や建物を買っているわけではないので、無駄にはならずローンがだけが手元に、、という最悪の状況を回避することもできます。
awsも同様に、awsはサーバ貸しのオーナーで、各企業は利用したい分だけawsが容易したサーバをインターネット越しに利用することでウェブサービスを、我々一般の利用者の提供することができるのです。
なので一言でawsを表すなら「アマゾンがやっている(=オーナーである)、サーバのテナントサービス(サーバ貸しサービス)」 ということなのです。
まとめ
ということで今回は「aws」について分かりやすく解説してみました。
awsとはAmazon Web Serviceの略で、アマゾンがやっているサーバのテナントサービスのようなものであり、企業や個人にクラウド環境を提供しており、企業や個人はawsを利用することでサーバを使いたい分だけ自由に使うことができる
ということが理解できるようになっているとよいですね!